鼠径ヘルニア体験記 | 手術と便秘ケアで再発防止

鼠径ヘルニア(脱腸)体験記です。

鼠径ヘルニア手術は日帰り・入院どちらが良いか?腹腔鏡手術か開腹手術か?麻酔は全身・局部?

鼠径ヘルニアの治療は今現在、手術以外に完治させる方法はないそうです。

診察を受けた時、いろいろ選択肢がある事を医師から告げられ迷ってしまいます。

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1.手術をしない選択肢

手術を受けない選択肢もあるそうです。

嵌頓ヘルニアにならなければ良しとするものです。

 

クシャミや咳をすると違和感があるので、全くそれを選ぶつもりはありませんでした。

場合によっては緊急手術になるわけですから気持ちが落ち着きません。

 

2.手術は日帰り手術は・入院?

私の住んでいる田舎では日帰り手術を実施してくれる病院はありません。

けれども私は入院した事で満足しています。

 

理由は、

  1. 痛みのケアを24時間受ける事ができた
  2. 足のマッサージをしてもらった
  3. 痛みがあるのに無理して帰宅する気になれない

といったところです。

足のマッサージは血液が体内で詰まりを起こさぬよう、血流を良くする目的だったと記憶しています。

 

3.腹腔鏡手術か開腹手術が良いか?

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腹腔鏡手術

週刊誌などで腹腔鏡手術はしない方が良い、などと見出しが目につく。

実際の記事は読んでいないが、これも腹腔鏡手術が良いと思います。

私の受けた病院では腹腔鏡と開腹の割合は5:5ぐらいらしい。

最近は6:4で腹腔鏡が多くなっていると言う話も聞きました。

なんと言っても術後の回復が早くて良いです。

 

同じ会社に数年前に開腹で手術を受けた同僚がいます。

退院した後も、なかなか職場復帰が出来ませんでした。

(3週間近くかかった。)

理由を聞くと痛みが長引いて車の運転が出来るようにならなかったのだとか。

ちなみに私は1週間後の診察には自分で運転して病院へ行きました。

 

4.麻酔は全身・局部?

これは全身麻酔が良いと思います。

これも前項で挙げた同僚の体験を聞きました。

それによると、最初は局部麻酔でスタートしたそうですが、途中から全身麻酔に切り替えたそうです。

切り替える事になった理由や経緯は話してくれませんでした。

 

全身麻酔のデメリットはリスクが高いと言う事ですね。

そこは麻酔科の医師にお任せするしかないと思いました。

 

ちなみに昔は麻酔も途中で切れたりする心配があったようです。

今は技術が進み、その心配はないと手術前に説明されました。

手術中は麻酔を継続的に送り込み、手術終了が近づくとそれに合わせ麻酔量も変えて自然に意識が戻るようコントロール出来るのだそうです。

 

手術前に迷っておられる方の参考になれば幸いです。