イチジク浣腸の正しい使い方手順は次の通りです。
手順1.先端のキャップを外します。(引き抜きます)
手順2.クスリを肛門に注入します
容器を押しつぶしながらゆっくり注入します。
注入する前に容器を上向きにしたまま薬液を少し押し出して、先端部分をぬらしてやるとスムースに挿入できます。
初めての慣れない時にこれをしなかったら、チクチクと痛かったです。(^^;
手順3.しばらくがまんします
そのまま排泄したいのを3分から10分我慢します。
便意が充分強まってから排泄します。
失敗話
鼠径ヘルニア(脱腸)手術をして1ヶ月ぐらい経過した頃でした。
またしても苦しい便秘になってしまったときの事です。
便意は結構あるのになかなか通ってくれない。
こんな事でまた、再発でもしたら元も子もない。
不本意だがイチジク浣腸を使いました。
入院前から数えて3回目だったので失敗するなんて考えていませんでした。
手抜きしたのは手順の3番目です。
がまんできずに、すぐトイレに駆け込んでしまいました。
すると薬液が少し流れ出ただけで目的を達する事が出来なかったのです。
それからが大変でした。
便秘なのに下痢状態!といった感じなのです。
トイレに入っても排泄できない、あきらめてトイレを出るがすぐ出そうな生理現象を感じすぐにまたトイレに駆け込む、という繰り返しでした。
こんなことをしていたら、ヘルニア再発してしまうかも・・・。
救いだったのはこれが休日であった事。
仕事になりません。
こんな時はどうしたらいいんだろう?
ネットで調べてみようか?
説明書をもう一度読んでみました。
いや、このとき初めて読む事に気がついたのでした。(^^;;;
すると、こんな説明が・・・
1回1個(30g)を直腸内に注入してください。それで効果の見られない場合には、さらに同量をもう一度注入してください。
(2本目をご使用の際は1時間あけた方が効果的です。)
もう一回注入しようかためらっているうちに1時間が経ちました。
すると、ようやく本当の便通を迎える事が出来ました。
苦しい状態から抜け出す事が出来ました。
教訓
クスリの使う前には注意書きの用法・用量をよく読んで使いましょう。
イチジク浣腸は内服しないでください。
連用しないでください。
以上です。